訪問リハビリ
REHABILITATION
こんな時におすすめです

- 年齢的に足腰が弱くなってきた子の寝たきり予防に
- 椎間板ヘルニアなどの手術後、回復を促したいときに
- 椎間板ヘルニアなど腰痛の再発予防に
- 完全に寝たきりの子の健康維持に
→状況に応じて車いすのご提案や軽い動作、マッサージやストレッチ、PROM(関節可動域訓 練)などを行います - 軽いグレードのパテラ(膝蓋骨脱臼)で手術ではなくリハビリで安定化を図りたいときに
訪問リハビリの目的

訪問リハビリでは、動物のからだの柔軟性を引き出したり、筋量や筋力を維持・改善するためのトレーニングの実施・ご提案をしたりします。
リハビリは継続してこそ効果を発揮するので、おうちでも飼い主さまご自身が負担なくできるような内容のご提案をします。
施術の種類
訪問リハビリで行う内容には、以下の内容があります。
徒手療法

徒手療法は、施術者が手によって行うリハビリです。
- マッサージ
- ストレッチ
- PROM(受動的関節可動域訓練)
- モビライゼーション
などにより、痛みの軽減、筋肉の緊張を緩和、関節の可動域を広げたりすることで動きやすい体づくりを図ります。
自力で歩いている動物だけでなく、寝たきりの状態の時もQOLや健康維持におおいに役立つ手法です。
運動療法

運動療法では、からだの使い方のクセを見直し、バランスよく起立歩行するためのトレーニング方法を実施・ご提案します。
道具を使ったり、おうちにあるものを使ったり、お手やオスワリなどのコマンドも利用しながら行います。
(オヤツを準備していただくとスムーズです)
訪問リハビリの流れ
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flow1問診を行います
症状と治療経過、普段の食事量、運動量、体重の増減などをお伺いします。
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flow2通常の身体検査を行います
通常の一般身体検査を行います。お耳やお目目、お口をはじめ、リンパの腫れ具合 やお腹の張り具合などひととおりチェックします。
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flow3運動器のチェック、整形学的な検査、神経学的な検査を行います
姿勢や歩様のチェック、筋肉の緊張や委縮の状態、関節可動域や筋周囲長の測定、整形学的検査、神経学的検査を実施し、全身状態を把握します。
起き上がりの動作や飲食の姿勢、トイレの出入り、排泄の仕方などQOLに直結する部分のチェックは特に大事です。
(事前に動画を準備していただくとスムーズです)
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flow4治療目標の設定をします
動物の状態を飼い主さまにお伝えし、目指すゴールを話し合います。
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flow5リハビリテーションの実施・指導を行います
マッサージや屈伸、運動などのからだ作りの指導だけでなく、以下のようなご相談もお受けします。
- 車いすは必要?
- 手足の指の保護はどうしたらいい?
- ハーネスなどの介助グッズは必要?
- トイレの設置、水や食事の環境は適切?
- 生活環境(床やベッド)は合っている?
- おすすめのサプリはある?
診察を希望されるご家族さまへ

診察をご希望の方は以下の注意事項をお読みの上、ご予約をお願いします。
- 噛み癖のある子はご利用いただけません。
- ベッドやおやつがあると診察がスムーズなことがあります。念のためご用意いただけると幸いです。
- 男性のみご在宅という状況でのご依頼は、原則他の動物病院のご紹介をさせていただきます。
料金について
