よくある質問
FAQ
鍼灸について
-
Q
鍼治療は安全ですか?
-
鍼治療は適切な衛生管理と技術下においては安全性が高く、副作用が少ない治療法です。当院では、滅菌処理された使い捨ての鍼を使用しています。
-
Q
鍼治療は痛いですか?動物は嫌がりませんか?
-
鍼の刺激は皮膚を通過する時のみ感じますが、注射などに比べてはるかに細くやわらかい鍼を使用しております。
たいていのんびりと診療を終えますが、怖がりの子の場合は無理をせず、マッサージやお灸、漢方薬の方が推奨されます。 -
Q
鍼治療に副作用はありますか?
-
治療後に疲れやだるさを感じて眠くなったりすることがあります。通常1日から数日で落ち着きます。また、まれに小さな血管を傷つけることで内出血する可能性があります。
-
Q
鍼治療はどのような疾患や症状に効果がありますか?
-
慢性/急性痛、関節炎といった運動器疾患、神経疾患、消化器疾患などが主な適応となります。薬を使いたくない場合に選ばれることも多いです。
-
Q
鍼治療はどれくらいの頻度で行いますか?
-
動物の症状や治療目的によって異なります。急性の頸部痛のような場合だと週に1,2回の頻度のこともありますし、定期的なシニアケアとして月1回からスタートする場合もあります。
通常は最初に2,3回施術して、動物の経過次第で今後の頻度をご相談することが多いです。
-
Q
保険は使えますか?
-
保険会社により異なります。また、当院では窓口清算は行っておりません。
漢方について
-
Q
漢方治療とはどのようなものですか?
-
漢方治療は、動物の体全体のバランスを整える東洋医学の一つで自然由来の薬草を使って治療を行います。西洋医学とは異なり、症状だけでなく体全体を見て治療するのが特徴です。
-
Q
漢方薬は安全ですか?
-
漢方薬は自然由来の成分で作られており、一般的に副作用は少ないとされています。ですが安全に使用するには東洋医学的な診断に基づいて処方されることが大切です。また、当院で処方する漢方は動物用の漢方薬を用いており、こちらは動物に毒性のある成分を他成分で代替してある漢方薬です。
-
Q
漢方薬はどれくらいの期間飲んだらよいですか?
-
漢方治療は効果が現れるまでに時間がかかることがあります。通常、数週間から数か月の継続が推奨されますが、症状や体質によって異なります。
-
Q
漢方薬はどのような疾患や症状に効果がありますか?
-
おもに慢性的な内科疾患が適応となります。冷えや疲れやすさなどの体質改善、腫瘍疾患、皮膚疾患、消化不良、シニアケア、免疫力低下などでご相談を受けることが多いです。
-
Q
犬や猫も漢方薬は飲めるのでしょうか?
-
当院で処方する動物用の漢方薬にはカプセルタイプ、錠剤タイプがあります。 独特な香りがありますが、処方したほとんどの子が飲めています。 チーズやお肉にくるんであげても問題ありません。
-
Q
今服用中の西洋医学の薬と一緒に飲ませて大丈夫でしょうか?
-
お薬によっては飲み合わせの問題がありますので既に服用中のお薬がある場合は必ずご相談ください。また、漢方薬を飲ませるために、今飲んでいる薬はすべてやめなければならない、ということはありません。
-
Q
保険は使えますか?
-
今現在、ご利用頂くことはできないようです(2024年10月現在)。
リハビリについて
-
Q
在宅でのリハビリテーションはどのような場合がおすすめですか?
-
膝蓋骨脱臼などの運動器疾患、椎間板ヘルニアなどの神経疾患、手術後、高齢による筋力低下、痛み、運動機能の低下がみられるときにおすすめです。
-
Q
在宅でのリハビリテーションの頻度はどれくらいですか?
-
症状や疾患、目的によって異なります。週に1回の場合や月に1回の場合など状況に応じて変わります。往診時はボディチェックとリハビリメニューのご提案がメインで、基本的にはおうちでご家族自身によるリハビリを重要視しています。
-
Q
普段リハビリを行えるのが自分1人だけなのですが大丈夫でしょうか?
-
個々の家庭のご都合に合わせ、無理のないようにプランを立てますので特に問題ありません。
-
Q
保険は使えますか?
-
保険会社により異なります。また、当院では窓口清算は行っておりません。
マッサージについて
-
Q
マッサージはどのような効果がありますか?
-
マッサージは筋肉の緊張をほぐし、血流を促進し、痛みやストレスを軽減します。リラックス効果もあり、寝たきりの高齢犬や足腰のトラブルを抱える動物におすすめです。
-
Q
みずほ動物病院のマッサージはどのような特徴がありますか?
-
リハビリテーションの徒手療法である『関節可動域訓練』や『ストレッチ』と東洋医学のマッサージ『推拿』を合わせた方法で行います。気持ちが良いので施術中に寝てしまうこともよくあります。
-
Q
マッサージの頻度はどれくらいがおすすめですか?
-
リラクゼーションが目的でしたら1か月に1回程度がおすすめです。
また、寝たきりの子の生活の質を向上させる目的でしたら、月に2回程度がおすすめです。 -
Q
おうちで用意しておくことはありますか?
-
ふだんくつろいでいる場所で行うのが一番良いので、ふだん寝ているベッドや環境で施術ができれば十分です。
シニアケアについて
-
Q
シニアケアとはなんですか?
-
シニアケアは、高齢期の動物の健康とQOL(生活の質)を維持・向上させるためのケアをさします。当院では通常の診察や健康管理はかかりつけ医で行っていただき、東洋医学的、リハビリテーション的な面からのケアを行います。具体的には鍼灸、漢方、マッサージ(コンディショニング)、運動療法の技術を用いてサポートします。また、往診の特性を生かして、動物が過ごしやすいような生活環境を作るアドバイスも行います。
-
Q
シニアケアは何歳からおすすめですか?
-
小型~中型犬は10歳過ぎたくらいから、大型犬は10歳手前がひとつの目安になります。また、足腰トラブルがある動物の場合、あまり症状が進んでからよりも早めに介入してあげたほうが身体機能の維持・改善が期待されます。